【簡単】為替とは?

こんにちは。


このブログは

「経済や社会って難しくてわからん」
「でも世の中のことは最低限知っときたい」という人たちが

「なんとなくわかった気がする」ってなるのを目標に

ゆるーく
ざっくり
解説します。



今日は「為替」。

「かわせ」と読みます。
「KAWASE」。

なんで「かわせ」って読むんやろ。

為替とは

為替とは
「国と国のお金の交換のこと」です。


旅行に行くときに円をドルに換えたり。
ユーロに換えたりウォンに換えたり。

元に換えたりポンドに換えたりルピーに換えたりバーツに換えたり。
(さてどこでしょう。)


これが「為替」です。


そしてこの取引が行われる市場を
「外国為替市場」といいます。


ここで1ドル=100円だったり1ユーロ=○○円だったり、毎日毎時間変動してますが、

この交換比率を「為替レート」といいます。


「ドル円」

とか聞いたことないですかね。

これはドルと円の比率のことですね。

為替レートは毎日変わる

お金は需要と供給のバランスで値段が決まります。

ドルを欲しい人が多い
→円安ドル高
円を欲しい人が多い
→円高ドル安

他の国とのバランスもありますが、基本的には片方上がれば片方下がる、シーソーのように動きます。


世の中、円安で今サイフがピンチになってるけど

実は同じだけドル持ってたら
円の価値が下がってもドルの価値が上がるわけで。

つまりシーソーな動きをするから、大きく価値は変わらないし、安全なわけです。


これを「為替ヘッジ」といいます。


ヘッジとは
自分の持っている金融商品と反対の動きをするものを持つことで、その商品の価値が下がるリスクを減らすことです。

ヘッジ(Hedge):「回避」という意味

円が下がってもドルが上がるから、例えばめっちゃ円安になっても損失は回避できます。

エラそうに言ってますがね。
まぁ、円しか持ってません。
ちゃんとリスクにさらされておりますよ。



ヘッジは「損失を避ける」ための物なので、反対の動きをする物を持つというわけではありません。

例えば株だったり債券だったり、金を持ったりすることでリスクを減らせるよ。

世界の投資家たち

この動きを利用してお金を稼ごうとしてる人も世界にはたくさんいます。

いわゆる「投資家」という人たち。


たとえば
1ドル=100円の時、くまさんが1万円持ってて100ドルに換えたとします。

ここから円安が進み1ドル=150円になりました。


くまさんは100ドルを円に換えると
なんと15000円に。

5000円儲かりました。

くまさんバンザイ。

これが100万円なら50万円儲かるってことです。


もちろん、実際はこんなにうまくは行きません。


為替がこんなに大きく動くには長い時間かかったり、あとは戦争とかコロナとか世界的な大事件が起きたりした時くらいでしょう。


そして今儲かる話をしましたが

当然逆もあるわけで。


1ドル=100円→1ドル=50円になれば

くまさんの1万円は5000円になるわけです。

くまさん爆死。


こうして身を滅ぼす人はたくさんいるわけで。

日本で投資する人が少ないのもこういうリスクからなんですかね。

為替取引で儲けようとする、いわゆるFXってやつだね。

FXはレバレッジとかあるからね。
ご利用は計画的に。

まとめ

為替は「国と国のお金の交換」で、お金はその人気によって買われたり売られたりしています。

ところでこの人気が下がり続けたらどうするんでしょう?


だーれも円を買わず円が下がり続けたら。

円の価値を上げるには
金利を上げるか、景気を良くするか。

でもこれだと時間がかかります。


実は手っ取り早い方法として1つ。

円をめっちゃ買うんです。

しかし人気がないから売れないわけで。
誰がそんなにめっちゃ買うんか、というと…

国。

そう、日本が買います。


これを「為替介入」といいます。

為替に介入するから為替介入。

円安がすごい勢いで進むと、国としても「やばい」となります。

だって物価が上がって生活が苦しくなるから。

国民が文句言いだすから。

まさに今の状況です。


そんなときに出動しますJAPAN。

つぎはそんな「為替介入」のお話。

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