なぜ円安になる?

こんにちは。


このブログは

「経済や社会って難しくてわからん」
「でも世の中のことは最低限知っときたい」という人たちが

「なんとなくわかった気がする」ってなるのを目標に

ゆるーく
ざっくり
解説します。



今日のお話は

何で「円安」になるのか。
前回は「円安」のお話をしました。

ではなぜ円安になったり円高になったりするのか。

なんで円安になるの?

なんで円安になるのか。
それは


円より他のお金の方が持っててオトクだから。


円の価値って何で変わるんでしょう。



めちゃめちゃシンプルな話、これも需要と供給で変わります。
つまり買いたい人と売りたい人のバランス。

人気のある通貨は欲しい人がたくさん!
価値は当然上がります。

ではお金の価値ってどうやって測るんでしょう?

欲しい通貨ってどういうこと?

お金の価値って?

分かりやすい所で言うと旅行。


たとえば

ハワイがブームになりました。
皆が「ハワイ行こう!」ってなったら、旅行に行く人はドルに換えますよね。

そうすると、その人たちは
自分の国のお金を売ってドルを買うという動きをします。


これが円だとしたら、

円を売ってドルを買う。


多くの人がこれをすると、円の価格が下がってドルの価格が上がる。

つまり
円安・ドル高になります。

ただ実際この価格が変わるほど旅行に行く人は多くないと思います。

ではお金の価値に大きな影響を及ぼすのは何でしょう?


それは
「金利」

金利でお金の価値が変わる?

お金の価値って世界の人気投票みたいなもんです。

単純な話、金利が高ければ利息がついてオトク
世界の投資家や企業は価値が上がりそうなお金を持ちたいんです。

お金が多く貰える所に預けたいよね。

今で言うと、

・アメリカは利上げしまくって目標4%
→ドルを持っていると利息がつく

・日本は低金利
→円を持っててもあまり増えない

どっちを持ってた方がオトクかというと、言うまでもないですよね。

世界の企業や投資家はより高いリターンを求めて金利の高い方を欲しがります。

リターン:投資して得られる収益のこと。

金利の高い国の通貨は人気が高い

つまり

ある国が「利上げする」って言うと
その国の通貨に人気が集まり
その通貨は価格が上がりやすいってことです。

最近の金利は

最近の動きとして
アメリカはインフレを止めるために利上げをしていたんですが、

インフレが落ち着いてきたそうで。


今度は
「利下げしようかなー」
という流れになってるそうです。

一方で日本は金融緩和していたので超低金利

「利上げするんじゃない?」

と注目を浴びています。


本当にそうなれば円とドルの需要・供給バランスが変わるかもしれません。

円高ドル安になる?

知らんけど。

まとめ

なぜ円安になるのか。
それは円の人気が低いから。

今で言うと

  • 日本の超低金利
  • アメリカの利上げ

そんな世の中の動きで引き起こされてたようです。



さらっと書いたけど、実はこのお金の価値、期待値だけでかなり動きます

アメリカが
「利上げしよっかなー」
って言うだけで

ぐんっとドル安へ動いたり。


ちなみに通貨の交換のことを
「為替」
ドルとか円とか、外国の為替の取引がある場所を
「外国為替市場」といいます。

「かわせ」と
「がいこくかわせしじょう」ね。

「かわせ」って普通読めないよね。


次はそんな「為替」のお話。

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