金利、説明できますか?

経済

こんにちは。

このブログは
「経済や社会の話って難しくて面倒くさい」
「でも世の中のことは最低限知っときたい」という人に向けて

「なんとなくわかった気がする」を目標に

ゆるーく
ざっくり
解説します。


ニュースでよく聞く「金利」。

金利って何でしょう。

「金利」とは

わかりやすい身近な所で言うと

・銀行にお金を預けたら時々超ささやかに貰える利息
・家や車を買う時にローンを組むと出てくるやつ
(固定金利とか変動金利とか)
・消費者金融で借りたら耳揃えて返すやつ
・クレジットカードで分割払いしたら払うやつ

などなど。



「金利」とは

お金の貸し借りをする時に付けられるお礼のお金のこと、で
「貸してくれてありがとう、助かったよ」って上乗せする分のこと。

前の金融の話の「感謝の気持ち」の部分ですね。



例えば

「今月ピンチだから1万円貸して!」と
友達から1万円借りました。

友達は「返すの1ヶ月後でいいよ」快く貸してくれました。
いい人。

「ただし返す時+1000円ね」

なかなかの高利貸しでした。
友達からしたら「この1万円を使えない期間」が発生するため、そのお礼として上乗せして返すという約束をしたんですね。

この1000円が「金利」です。
「貸してくれてありがとう」の感謝のお金。

金利10%の場合

1万円借りたとしたら
1万円×10%=1000円
なので1万円+1000円=11000円を返すことになります。

この1000円が金利。

何で金利が存在する?

なぜ金利が存在するのか。
それは「お金には時間の価値がある」から。

今日1万円持っていたら買い物ができるし、急な出費にも対応できる。
パチンコにも行けます。
でもそれを誰かに貸したら、その間は自分が自由に使えません。

だから「使えなかった時間分のお礼」として金利が発生するわけです。

そういえば昔、親戚のおじさんが
「お年玉いっぱい貰ったなぁ。それおじさんに貸してくれたら倍にして返すぞ!」
とか言ってました。

これも金利…
ちょっと違うか。

貸す時の金利、借りる時の金利

ただし現実の金利は、貸す側と借りる側で大きな差があります。

銀行に預けても貰える利息はめっちゃ少ない。
皆さんも経験あるんじゃないでしょうか。


一方でカードローンや消費者金融の借金は年利10%以上なんて当たり前。

つまり「借りる時は高い、預ける時は安い」というのがほとんどです。
足元を見るってやつですね。

ただこの差で銀行は儲けています。
安い金利でお金を集め(銀行預金)、
高い金利でお金を貸す(住宅ローンや企業への融資)。

その差額が銀行の利益。
だから銀行は立派なビルを建てたり、たくさんの人を雇うことができるんです。

法律で決められている借入金額の上限

借入金額10万未満まで 年20%
10万~100万未満   年18%
100万~        年15%

こういうのも法律で決まってるんですね。
知らなかった。

まとめ

まとめると、金利っていうのは

「お金を貸し借りするときに生まれる”ありがとう代”」
私たちの家計にも関わる大事な仕組みです。

預金する時、ローンを組む時など、「金利は何%?」と考えるだけで世の中のお金の流れがぐっとわかりやすくなります。


そういえば銀行に預けたお金についてた利息、昔数十円しかついてなくて
「しょぼっ」
って思ったんですけど

この前見てみたら1000円以上ついててびっくりしました。
この利率はどこで決まるのか。


もちろんその銀行が決めるんだけど、よくニュースで聞く「利上げ」「利下げ」とか、「政策金利」とかその辺の言葉が関係あるんですよね。

車や家を買う時のローンの金利が変わるのもこの辺の話。



よく知らないので、今度は「金利はどうやって決まるのか」について勉強してきまーす。

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